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 2013/07/10

Haswell対応マザーボードまとめ! Z87・H87・Q87・B85を徹底比較! ASUS・ASRock・GIGABYTE・MSI

目次
「Haswell」対応8シリーズチップセット Z87・H87・Q87・B85の比較表
8シリーズチップセットの特徴
定番・おすすめのマザーボード

「Haswell」対応8シリーズチップセット
Z87・H87・Q87・B85の比較表

第4世代Core iシリーズ「Haswell」とともに発表されたデスクトップ向けチップセットには、「Z87・H87・Q87・Q85・B85」の5種類があるが、ここでは7月1日現在ベストゲートで取り扱いのある「Z87・H87・Q87・B85」に絞って違いを見ていきたい。比較対象として、前世代にあたる7シリーズチップセットから、ハイエンドの「Z77」とミドルエンドの「H77」の仕様も合わせて表記したので参考にしてほしい。


Haswell世代
(8シリーズ)
Ivy Bridge世代
(7シリーズ)
Z87 H87 Q87 B85 Z77 H77
ソケット形状 LGA1150 LGA1155
PCI Express 3.0構成 1x16
2x8
1x8+2x4
1x16 1x16
2x8
1x8+2x4
1x16
PCI Express2.0 最大レーン数 8
SATA3.0 最大ポート数 6 4 2
SATA2.0 最大ポート数 6
USB3.0 最大ポート数 6 4
USB2.0 最大ポート数 14 12 10
対応メモリー DDR3/3L-1600 DDR3-1600
KモデルCPUのオーバークロック - - - -
CPU内蔵GPUの活用
CPU内蔵GPUによる3画面出力
ISRT※1
(SSDをキャッシュとして使う機能)
-
IRST※2
(RAIDを構成できる機能)
-

※1 … 「Intel Smart Response Technology」の略。
※2 … 「Intel Rapid Storage Technology」の略。

8シリーズチップセットの特徴

ソケット形状

● 前世代のLGA1155からLGA1150に

第4世代Core iシリーズ (通称「Haswell」) とともにソケットの形状が変更になった。ただし、CPUクーラーはLGA1156やLGA1155と互換性があり、従来のものをそのまま使用することができる。

PCI Express3.0の構成

● PCI Express3.0帯域のみでマルチGPUを構成するならZ87

SLIやCrossFire機能を使ったマルチGPU構成を考えているなら、Z87チップセットを搭載したマザーボードを選択するのがおすすめだ。Z87チップセットではPCI Express3.0の構成を2x8や1x8と2x4の構成に変更することができるため、複数のビデオカードをCPU制御のPCI Express3.0の帯域に割り当てることができる。

一方、H87チップセットを搭載したマザーボードでも、メーカーが公式にビデオカードの2枚挿し対応を謳った製品はあるが、そのうち1枚はチップセット側が制御するPCI Express2.0の帯域を使用しての運用となってしまう。

SATA3.0やUSBのポート数

● すべてのSATAポートがSATA3.0に対応するように
● USBポート数も増加

Ivy Bridge世代の7シリーズチップセットでは、標準で搭載可能なSATAポートのうち、一部のポートのみがSATA3.0に対応していたが、Haswell世代の8シリーズでは、すべてのポートがSATA3.0に対応可能となった。

また、チップセット標準で搭載できるUSBポートの数が増えた。Z87・H87・Q87チップセットでは、それに伴いUSB3.0に対応したポートの数も増えている。

対応メモリー

● 低電圧で動作するDDR3Lメモリーが使用できるように

DDR3メモリーが1.5Vで駆動するのに対し、DDR3Lメモリーは1.35Vで駆動し、消費電力の少ないメモリーである。8シリーズチップセットでは、このDDR3Lメモリーも使用できるようになった。

CPUのオーバークロックの対応状況

● 型番末尾KのCPUをオーバークロックして使うならZ87

「Core i7 4770K」など型番の最後にKがつく動作周波数可変モデルをオーバークロックして使いたいと考えているユーザーは、唯一オーバークロックに対応しているZ87チップセットを搭載したマザーボードを選ぶのが確実だ。

おすすめ・定番のマザーボード

これまで各チップセットの特徴について見てきたが、ここからは各メーカーごとにマザーボードの違いを見ていきたい。

マザーボードメーカーがチップセットとは別に、独自のコントローラーを追加してポートの数を拡張することもあるので、上記のチップセットの比較表の数を上回ることもある。それ以外にも各メーカーがオリジナルの機能を追加し、個性を打ち出している。おすすめ・定番のマザーボードを紹介するので、参考にしてほしい。

オーバークロック機能に注力
定番メーカーのASUS

定番メーカーとして、多くのランキングで上位を堅守しているASUSTeK。BIOSも操作しやすく、マニュアルも丁寧なので初心者にもおすすめできるメーカーだ。ASUSが特にこだわるのがオーバークロック関連機能で、PCケースに取り付けたりリモコンのように使える外部機器「OC Panel」を使って、ゲーム中やベンチマーク中でもリアルタイムに各種数値の確認や操作が行うことのできるモデルも登場した。

オーバークロッカー必見のハイスペックモデル
マザーボード
ASUS MAXIMUS VI EXTREME
42,980 円~
(26 店で販売中)

●ATX ●Z87 ●DDR3×4 ●PCI-Express x16×5+x4×1 ●SATA3.0×10 ●USB3.0×8
ハイエンドなR.O.G.シリーズのフラッグシップで、オーバークロッカー向けモデル。標準装備の外部コントローラー「OC Panel」は詳細なステータス監視、OC設定が可能。4-Way SLI、CrossFire Xや無線LAN (802.11ac) も対応し機能が豊富。

ミドルレンジながらも多機能なモデル
マザーボード
ASUS Z87-PRO
19,440 円~
(10 店で販売中)

●ATX ●Z87 ●DDR3×4 ●PCI-Express x16×3+x1×4 ●SATA3.0×8 ●USB3.0×8
CrossFire X、SLIといったマルチGPU機能、無線LANやBluetooth機能も搭載した高機能なミドルレンジマザー。

タフネス仕様のTUFシリーズ初microATXモデル
マザーボード
ASUS GRYPHON Z87
17,356 円~
(32 店で販売中)

●MicroATX ●Z87 ●DDR3×4 ●PCI-Express x16×3+x1×1 ●SATA3.0×6 ●USB3.0×6
長寿命コンデンサなど高耐久部品を多数採用した堅牢マザー。5年の長期保証。

ユニークな独自機能が充実
個性が光るASRock

ASRockのHaswell向けのマザーボードでは、新たに「A-Style」という機能群が追加された。A-Styleでは、「防水機能」、外出先からのPC遠隔制御できる「ホームクラウド」、タブレットなどの画面とPCの画面を簡単に切替て使える「HDMI-In」、高音質なサウンド「Purity Sound」、ワイヤレス機能「802.11ac WiFi + BT」といったユニークな機能が搭載されている (※搭載されているA-Style機能は、モデルによって差があるので注意) 。また、H87・B85マザーでもZ87チップセットのようにオーバークロックが可能になるNon-Z OC機能も提供されている (※要BIOSアップデート) 。

高速起動やタブレット画面出力など機能たっぷり充実モデル
マザーボード
ASRock Z87 Extreme4
15,326 円~
(31 店で販売中)

●ATX ●Z87 ●DDR3×4 ●PCI-Express x16×3+x1×2 ●SATA3.0×8 ●USB3.0×7
Ultra Fast Boot機能でWindows 8を高速起動。HDMI-InにタブレットなどのHDMI出力を繋げば、PCに繋いでいるディスプレイにタブレットなどの画面を出力できる (※PCは立ち上げていなくても利用可能) 。Purity Soundなど高音質機能も備える。

安価ながらも独自の高速化機能を備えたモデル
マザーボード
ASRock H87 Pro4
8,326 円~
(29 店で販売中)

●ATX ●H87 ●DDR3×4 ●PCI-Express x16×1+x1×3 ●SATA3.0×6 ●USB3.0×5
最新チップセットを搭載しつつ1万円を切る安価なモデル。XFast 555などAsrock独自のシステム高速化機能も最低限搭載している。

ゲーマー向け機能が多数搭載されたお値頃マザー
マザーボード
ASRock Fatal1ty H87 Performance
9,280 円~
(36 店で販売中)

●ATX ●H87 ●DDR3×4 ●PCI-Express x16×2+x1×2 ●SATA3.0×6 ●USB3.0×5
マウスのポーリングレートを変更できるFatal1ty Mouse Port搭載。キーボードマクロも組めるKey Master機能搭載。ゲーマー向け機能を多数搭載しつつ価格は抑えたゲーマー向けH87マザー。

耐久性・冷却性能がアップ
安定性が魅力のGIGABYTE

システムの安定性を重視したユーザーに向いているメーカー。Haswell向けマザーでは新品質規格「Ultra Durable 5+」を採用。「Ultra Durable 5+」は従来より高品質パーツを各所に採用することで耐久性アップ、高冷却ヒートシンク搭載で冷却性能もアップされている。

耐久性や耐障害に優れた堅牢ミドルレンジマザー
マザーボード
GIGABYTE GA-Z87X-UD5H
23,320 円~
(12 店で販売中)

●ATX ●Z87 ●DDR3×4 ●PCI-Express x16×3+x1×3 ●SATA3.0×10 ●USB3.0×10
超耐久ブラックコンデンサ搭載。2つのUEFI ROMを搭載し、万が一のトラブルでもリカバリーが可能なUEFI DualBIOS採用。

※電源フェーズ数やHDMI、LANポートの本数が異なる下位モデルも

マザーボード
GIGABYTE GA-Z87X-UD4H
21,600 円~
(18 店で販売中)

●ATX ●Z87 ●DDR3×4 ●PCI-Express x16×3+x1×3 ●SATA3.0×8 ●USB3.0×10

マザーボード
GIGABYTE GA-Z87X-UD3H
15,980 円~
(32 店で販売中)

●ATX ●Z87 ●DDR3×4 ●PCI-Express x16×3+x1×3 ●SATA3.0×8 ●USB3.0×10

低価格ながら耐久性も考慮されたB85搭載マザー
マザーボード
GIGABYTE GA-B85M-D3H
8,100 円~
(30 店で販売中)

●MicroATX ●B85 ●DDR3×4 ●PCI-Express x16×2 ●SATA3.0×4 ●USB3.0×4
ビジネス向けチップセットB85を搭載したMicroATXマザー。低価格だがUEFI DualBIOSなどにも対応し耐久性も考慮されている。

ゲーマー向け機能も充実
省エネ性能に定評のあるMSI

マザーボードの消費電力・発熱の低さにも定評のあるMSI。一般向けラインナップもちろんゲーミングモデルも展開している。MSIのゲーミングモデルはHaswell対応マザーで第2世代だが、「DigitALL Power」電源回路による高負荷時での安定動作、タイムラグの少ない「Killer NIC」、高音質サウンド回路「Audio Boost」など細かい所まで抑えている。

快適にゲームをするための機能を追求したモデル
マザーボード
MSI Z87-GD65 GAMING
18,244 円~
(26 店で販売中)

●ATX ●Z87 ●DDR3×4 ●PCI-Express x16×3+x1×4 ●SATA3.0×8 ●USB3.0×6
DigitALL Power電源回路で長時間のゲームプレイも安定。タイムラグを抑えたLANチップ Killer NIC搭載。Audio Boostでクリアなゲームサウンド。高ポーリングレートマウス使用時のレスポンスを向上させるゲーミング・デバイス・ポート搭載。

※電源フェーズ数、コンデンサが異なったりいくつかのハードウェアスイッチ (オーバークロック用のOC Genieなど) が除かれた少し安価なモデルZ87-G45 GAMINGもある。

マザーボード
MSI Z87-G45 GAMING
13,771 円~
(20 店で販売中)

●ATX ●Z87 ●DDR3×4 ●PCI-Express x16×3+x1×4 ●SATA3.0×6 ●USB3.0×6

拡張性抜群のXL-ATXマザー
マザーボード
MSI Z87 XPOWER
39,613 円~
(19 店で販売中)

●XL-ATX ●Z87 ●DDR3×4 ●PCI-Express x16×5+x1×2 ●SATA3.0×10 ●USB3.0×12
大型ヒートシンクとヒートパイプ採用で冷却性能も高く、極度のOCにも耐える。4-Way SLIなどのマルチGPU機能、Killer NIC、Audio Boostなどゲーム向け機能も揃っているハイエンドマザー。

小型ながらも多機能なMini-ITXマザー
マザーボード
MSI Z87I
15,098 円~
(8 店で販売中)

●Mini-ITX ●Z87 ●DDR3×4 ●PCI-Express x16×1 ●SATA3.0×4 ●USB3.0×6
小型ながらもデュアルLAN、無線LAN(802.11n) 、Bluetooth、Intel WiDi(ワイヤレスディスプレイ)などネットワーク機能が充実。OC Genie4などのオーバークロック向け機能やSound Blaster Cinemaといったサウンド機能も搭載しているため、拡張性は乏しいがゲームでも高いパフォーマンスを発揮できる。

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